前職では添乗員や、商業施設でのイベント企画などをして旅行のPRを行っていました。
お客様の反応やお喜びの声・姿を目の当たりにして、心からやりがいを感じていたため、次の仕事もとにかく人と接する仕事に就きたいと思っていました。

ちょうどプライムスタッフの求人を見て、業界は違うけれど、派遣会社だったら色んな人や企業さんと接するだろうな、面白そうだなと思ったのがきっかけです。

現在は営業職として法人営業・新規獲得営業のほか、求職者との面談・仕事の紹介・就業中のフォローまで行っています。

「人材」と「仕事」という千差万別のケースを理解し、「お仕事をしたい方と働き手を探している企業様との橋渡し」をすることが私たちのお仕事。
新しく就業された求職者様にはその方の様子や姿勢に応じてこちらから連絡をしたり、いつでも気軽に連絡できるように手段をお伝えしたりといったケアも必要です。

正直なところ、まず就業までが困難だったり、中途半端な形で終了となってしまったりなどトラブルもゼロではありません。けれども、スタッフの頑張りにより次につながることが多く、求職者様のキャリアを良い方向に変えるお手伝いができたと感じることもあり、そのときの喜びは何にも代えがたいです。

印象深いのは、事務未経験のAさんという求職者様と、派遣会社を初めて使われる企業様の案件です。
「初めての事務作業で不安だろうし、ずっとオフィスにいて気の休まる時間も取れないのではなないか」と思い、毎週現場に様子を見に行ったり、電話をかけたりしてフォローしていました。

Aさんは接客業で身につけたコミュニケ―ション力を買われて採用されたのですが、それにとどまらず、未経験だった事務作業にも前向きにコツコツとお仕事に取り組んでくださいました。
そして、数か月たったころ、就業先から「Aさんはとても頑張っているし、Aさんが来てくれたおかげで事務所の雰囲気も明るく元気になった」とのご連絡が。
さらに「派遣の見方が変わったよ！」というお声までいただきました。
そして、是非直接雇用したいとの取引をいただき、晴れてAさんはその会社の直接雇用に。
これはとても嬉しい事例でした。

業界の経験的には短いので入社してからの感覚ですが、コロナ禍でも業績は上がっていると実感しています。
社歴が浅い私の声も大切にしてくれるので、いまは人材派遣以外にも進めたい事業を提案しているところです。

若い世代をメインに、もっと派遣の良さを知ってもらえたらいいなと思いますね。
世間一般では派遣というと不安定とかマイナスイメージを持たれがちですが、実際には立派なスキルをお持ちの方がいたり、正社員よりも評価が高かったり、待遇も良かったりということも多いんです。
そこをもっとアプローチして、さらに人材を掘り起こしていくべき、いこうと思ってます。

あとは、今は55歳～73歳までとシニア世代の求職者様も多いので、その世代の方と企業様とのマッチング件数をもっと増やしたいです。この世代の方は勤勉家で、実際に雇われると評価が高いことが多いので、ここはもっと企業様にアプローチしていこうと思ってます。

私自身、旅行業界から人材業界という異業種に転職してみて、挑戦してよかったと実感しています。
それと同じで、派遣の仕事を迷っている方には、「年齢・経験問わず、何か１日だけでもチャレンジしてみると何か違うことが見えてくるのでは？まずはフィールドに上がってほしい」と声を掛けたいです。

上記でも申し上げたとおり、いまは正社員よりも派遣の方が待遇が良かったり、その現場での頑張り次第で高い評価をいただけたりということもあります。
やりたいことが見つからないという方も、「この仕事なら」というものはあるはずですので、まずは踏み出していただきたいと思います。もし、合わないならその時にストップするなり私たちに相談なりしていただきたいです。
そういうフレキシブルな働き方ができる、フォロー体制があるのが派遣の良さでもあるのですから！